Rust 製コマンドラインツールでターミナルを使いやすくしていきます.
環境
$ sw_vers
ProductName: Mac OS X
ProductVersion: 10.15.4
BuildVersion: 19E287
ls の代替
これらを使います.
$ brew install lsd exa
lsd
では, デフォルトでファイル/ディレクトリの左側にアイコンをつけてくれるので見やすいです.
ただ適切にアイコンを表示するためには指定のフォントをインストールして, ターミナル用のフォントに設定しておく必要があります.
$ brew tap homebrew/cask-fonts
$ brew cask install font-hack-nerd-font
あとは, 使っているターミナルアプリの設定からフォントを Hack Bold Nerd Font
に変更してあげます.
これで使えるようになったので, エイリアスをつけてあげます.
# ~/.bashrc
alias ls='lsd'
alias ll='exa -abghHliS'
alias tree='lsd --tree'
tree
コマンドも lsd の tree オプションで上書きしておくと日本語ファイル名をきちんとエンコードしてくれたり, アイコンがついたりとみやすいです.
cat の代替
$ brew install bat
bat
では pager として less がデフォルトで採用されているので, デフォルトの cat
と動作を揃えたいので, pager を上書きします.
alias cat='bat --pager ""'
less の挙動で使いたいときは, 普通に bat
を使います.
find, ps, grep
$ brew install fd procs ripgrep
alias find='fd'
alias ps='procs'
alias grep='rg'
デフォルトの挙動で使いたい時
grep
とか, find
とかは通常のと挙動が若干違かったりするので, 上書きしないほうがいいかも.
問題があったときだけバックスラッシュつけて対応しても良いかもです.
$ ls | \grep hoge